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サムティ Research Memo(6):中長期的視野により、国内で供給不足が課題のラグジュアリーホテルの開発にも着手
*15:16JST サムティ Research Memo(6):中長期的視野により、国内で供給不足が課題のラグジュアリーホテルの開発にも着手
■サムティ<3244>の主な活動実績
1. ホテルREITの上場に向けた動き
2021年11月にホテル特化型REIT「サムティ・ジャパンホテル投資法人」の設立及び各種届出を実施(2021年12月下旬に登録完了)し、いよいよ上場に向けて形が整ってきた。コロナ禍の影響を受けてホテル稼働率は厳しい状況が続いており、上場に向けたスケジュールにも遅れが生じていたが、コロナ禍収束とともに、GoToトラベル再開や訪日外国人の増加等による稼働率の回復も期待できることから、2022年11月期中の上場を目指している。また、同投資法人へのパイプラインサポートが可能な物件として、稼働中13物件、開発中5物件のほか、資本業務提携を締結したWM等からの見込み物件(優先交渉権が付与)も含めると、既に約3,400億円規模を確保済みである。
2. ラグジュアリーホテルの開発に着手
日本は、海外諸国と比べラグジュアリークラス(豪華な設備と国際基準のホスピタリティを提供する最上級グレード)のホテルが不足しており、政府の掲げる観光立国推進に向けた課題の1つとなっている。同社では、地方における上質なホテル供給が富裕層消費の発端となり、ひいては地域経済活性化への原動力に結び付くと考え、外資系ホテルチェーンとの共同事業にも積極的に取り組む方針である。その一環として、IHGホテル&リゾートの「シックスセンシズ京都」※1及び「(仮称)シャングリ・ラ ホテル 京都二条城計画」※2の開発プロジェクトに着手した。
※1 “インターコンチネンタル”ブランド同様に、IHGのトップカテゴリーに属するホテルの日本初進出案件となった。
※2 2009年に東京に進出し、五つ星を獲得しているラグジュアリーホテルチェーンの関西初進出案件となった。
3. サステナビリティ基本方針の策定
同社グループのサステナビリティの指針として、ESG指標と開示事項を合わせた4つの重要課題を策定した。これまでも取り組んできた「環境への配慮」「地域との共存」「人を大切にする企業の実現」「企業倫理の徹底」を改めて基本方針に定めるとともに、サステナビリティ経営の高度化により、事業活動を通じた社会課題の解決に率先して貢献していく考えである。なお、2022年1月に「S-RESIDENCE」(合計10物件)が、環境・社会への配慮がなされた不動産を対象とする「DBJ Green Building認証」※を取得したのも、事業活動を通じた取り組みの成果(外部評価)として捉えることができる。
※環境・社会への配慮がなされた不動産(Green Building)の評価を通じ、事業者と金融機関・投資家の架け橋となることを目的に、2011年4月に日本政策投資銀行により創設された制度で、対象物件の環境性能に加えて、防災やコミュニティへの配慮等、ステークホルダーへの様々な対応による総合的な評価に基づき、社会・経済に求められる不動産を評価・認証するものである。
4. 「JPX日経インデックス400」への新規採用
2021年8月31日より「JPX日経インデックス400」※の構成銘柄として新たに適用となった。なお、既に構成銘柄入りしている「JPX日経中小型株指数」も採用継続中である。
※「投資家にとって投資魅力の高い会社」によって構成される株価指数であり、ROE、営業利益、時価総額及び定性要素のスコアリングによって選定される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)《YM》
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