革新的SFアクション! 韓国映画『スピリットウォーカー』日本版キーアート公開

　2022年4月1日（金）に日本公開を迎える韓国映画『スピリットウォーカー』より、日本版キーアートが公開された。あわせて予告映像と場面写真6点も公開された。

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■韓国興収初登場1位のヒット作

　映画『スピリットウォーカー（原題:유체이탈자）』は、『ハートビート』（11年）のユン・ジェグンが監督&脚本を手がけ、21年11月に韓国で公開された作品。主演は、映画『国選弁護人ユン・ジンウォン』（15年）や『犯罪都市』（17年）の演技派俳優ユン・ゲサン。全ての記憶を失い、12時間ごとに違う人間の姿で目覚める男が、本当の自分と真実を追う姿を描くSFアクションだ。

　韓国では、公開されるやいなや興行収入ランキング初登場1位を獲得する大ヒットを記録。第20回ニューヨーク・アジアン映画祭をはじめ、イギリス、ドイツ、イタリアなど世界各国の映画祭に招待され「革新的なSFアクションだ」と話題を呼んだ。

　さらに本作は、すでにハリウッド・リメイクが決定。「G.I.ジョー」シリーズや「トランスフォーマー」シリーズのプロデューサーとして知られる大ヒットメーカー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが手がけることが決まっている。

■「俺は誰なんだ？なぜ戦っている？」日本版キーアート公開

　公開された日本版キーアートは、​​ユン・ゲサン演じる主人公の男が、血で汚れた手に拳銃を持つ姿を捉えたもの。「俺は誰なんだ？なぜ戦っている？」という、主人公の心情を表現したストレートなキャッチコピーが興味をそそる。

　また予告映像では、男が次々と馴染みのない場所で目を覚まし、鏡に映る見知らぬ自身の姿に困惑する様子が収められている。主人公は全てユン・ゲサンが演じているが、作中の登場人物たちにはそれぞれ別の外見で見えており、鏡に映った姿も別人だ。

　そんな難しい役に挑んだユン・ゲサンの演技力と、謎が多く刺激的で斬新な設定に期待が高まる。また、『LUCK-KEY/ラッキー』（16年）のイム・ジヨンや『悪人伝』（19年）のユ・スンモクなど、脇を固めるキャストも豪華だ。

■映画『スピリットウォーカー』あらすじ

　全ての記憶を失い、交通事故の現場で目覚めた男。鏡に映る自分の顔に違和感をおぼえる彼は、しばらくして再び別の場所で目覚める。しかも、先ほどとは違う顔になっていた。

　ほどなく彼は、自分が12時間ごとに違う人間の体に入れ替わっていることに気付く。本当の自分は誰なのか？何が起きているのか？真実を追う男は、行く先々で謎の女に出会う。彼はやがて、自分が恐るべき陰謀の渦中にいることを知るがーー。

（記事：ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る）