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ENEOS、和歌山製油所を2023年10月に閉鎖へ 和歌山県知事は反発
石油元売り最大手のENEOSが25日、和歌山県有田市にある和歌山製油所を2023年10月をめどに閉鎖する方針を発表した。和歌山製油所は1941年に操業し80年以上の歴史がある。ガソリンなどの一般燃料や航空燃料など、石油製品の生産拠点となっており、原油処理能力は日量12万7500バレルで国内製油所全体の6.8%を占める。しかし、ここ数年は赤字が続いていたという。環境問題の規制などから今後はガソリンなど石油製品の国内需要は減少すると見込まれることから閉鎖を決めたようだ(ENEOSリリース[PDF]、iZa、朝日新聞、日経ビジネス)。
この発表に対して和歌山県の仁坂吉伸知事が強く反発している。知事は 「有田市は(製造業の)90%以上が、あの工場。次の展望も示さないで閉めますというのは、その地域に死ねと言うのと同じ」
と話し、ENEOSの幹部に対して「とにかく雇用を守ってもらいたい」と伝えたとしている(KSB瀬戸内海放送)。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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