マーベル映画『モービウス』ジャレッド・レト主演、“最も哀しき血を持つ男”はヒーローかヴィランか?

2022年1月24日 16:24

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記事提供元:ファッションプレス

 マーベル最新作、映画『モービウス』が2022年4月1日(金)より公開される。主演はジャレッド・レト。

■新たなヴィランを描くマーベル最新作

 映画『モービウス』は、ソニー・ピクチャーズが贈る『ヴェノム』『スパイダーマン』に続くマーベル最新作。主人公は、マーベル・コミックではスパイダーマンの宿敵として描かれる<ヴィラン>であり、“マーベル史上最も哀しき血を持つ男”とされるモービウスだ。

■<映画『モービウス』あらすじ>命を救うヒーローか?血を渇望するヴィランか?

 天才的な頭脳を持つドクター、マイケル・モービウス。幼い頃から治療の術がない血液の難病を患っていた。その類まれなる才能からノーベル賞という名誉も手にしたモービウスは、ドクターとして多くの命を救いながらも、己の病を治す方法だけを見つけられずにいた。時間だけが刻々と過ぎてゆき、忌々しい血液が彼の命を蝕んでいく。

やがてモービウスは、コウモリの血清を使い、自らの体の人体実験に手を染めていく。そのまま姿を消したモービウスは、2か月後、ロングアイランド沖に座礁したコンテナ船に突如現れる。病で痩せ細った姿から一変、顔には血色が戻り、隆起した筋肉が全身を覆っていた。

さらに、超人的パワーとスピード、そして周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーや飛行能力を手にしたモービウスだが、同時に彼の中で、抑えきれない〝血への渇望“が生まれる。やがて彼の身体に更なる変異が起こり……。このユニバースに生まれ堕ちた彼は、果たして善なのか、悪なのか――?

■モービウス役はジャレッド・レト

 モービウス役として主演を務めるのは、『ブレードランナー 2049』『スーサイド・スクワッド』などに出演し、徹底した役作りで知られるアカデミー賞受賞俳優のジャレッド・レト。また、『スパイダーマン:ホームカミング』で、ヴィランのバルチャーを演じたマイケル・キートンも参加している。

その他、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のマット・スミス、『6アンダーグラウンド』のアドリア・アルホナ、『コードネーム U.N.C.L.E.』のジャレッド・ハリスといったキャストが揃った。

監督は『チャイルド44 森に消えた子供たち』『ライフ』のダニエル・エスピノーサが務める。

■『ヴェノム』『スパイダーマン』と同じ世界線?

 映画『モービウス』の詳細な設定は明かされていないが、予告動画から『ヴェノム』『スパイダーマン』と強い結びつきがあるのでは?と予想されている。

予告編に映し出されているニューヨークの街並みには、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』に登場する巨大軍需企業オズコープ社とみられるタワービルが。また治療後に姿を消していたモービウスが発見されたのもニューヨーク州ロングアイランド沖であることから、『スパイダーマン』の舞台であるニューヨークが登場することは間違いなさそうだ。

予告動画には『ヴェノム』の舞台であるサンフランシスコで起こった大惨事について言及される場面や、『スパイダーマン:ホームカミング』で敵・バルチャーを演じたマイケル・キートンがモービウスに対し「先生、また会おう」と意味深に語りかけるシーンも。最新作と『ヴェノム』『スパイダーマン』の世界がどのように関わってくるのか、注目したい。

【詳細】
映画『モービウス』
公開日:2022年4月1日(金)
監督:ダニエル・エスピノーサ
脚本:マット・サザマ、バーク・シャープレス
出演:ジャレッド・レト、マット・スミス、アドリア・アルホナ、ジャレッド・ハリス、アル・マドリガル、タイリース・ギブソン

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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