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貸付投資のFunds、三菱UFJが借り手の新ファンド 個人が年利1%で銀行に貸付
(ファンズの発表資料より)[写真拡大]
貸付投資「Funds」を運営するファンズは7日、三菱UFJ銀行を借り手とする「Money Canvasファンド」第2弾を、12日に募集開始すると発表した。募集金額は1億円。
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第1弾ファンドは2021年12月24日に募集開始。1億円の募集金額のうち、抽選形式の9,000万円に対し申込金額は約5億3,700万円となり倍率は約6倍に上った。先着形式の1,000万円では、先着募集開始から満額到達まで58秒と人気の高さがうかがえる。
なお、第1弾ファンドはFunds取り扱い案件の中で過去最高金額の抽選申し込みだったという。このことから、当初の予定通り第2弾を1月12日、第3弾を1月26日に各1億円ずつ募集を行うとした。
Money Canvasは、2021年12月に三菱UFJ銀行がリリースしたサービス。超高齢社会に備えるための老後資金の準備や、将来に向けた計画的な資産形成のサポートを目的としている。会員登録をすることで、顧客の将来設計や投資趣向から理想的なポートフォリオの構築、最適な金融商品の紹介まで行う。つみたて投資やスポット投資も可能。
Fundsでは、投資初心者や高齢者でも気軽に始められる金融商品が必要であるという認識から、1円から投資可能な円建て・予定利回り型の商品を提供している。今回募集を開始したファンドは、三菱UFJ銀行とFundsが「Money Canvas」正式リリース記念として公開。第3弾までの合計で総額3億円の募集を予定している。
貸付投資Fundsの主な特徴として、ミドルリスク・ミドルリターンで利回りは1~3%が中心。さらに、ファンド募集時に予定利回りや運用期間が決まっているため、運用期間中に相場の影響を受けることなく安定的に資産形成を進めることができる。
また、1円単位での投資が可能であり、特に投資初心者にとって取り組みやすいラインアップとしている。さらに、同社のファンドを購入した投資家に対し「Funds優待」として、割引サービスや投資家限定のイベントに招待するなど新たな試みも行っている。個人投資家と企業が、お金を介して相互理解を深めるきっかけにしたいという意図のもと、新しいつながりの場を創出していくという。(記事:大野 翠・記事一覧を見る)
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