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63年ぶりに「誕生石」が改定、10種が追加 全29種に
全国宝石卸商協同組合(ZHO)は19日、63年ぶりに誕生石を改訂すると発表した。「誕生石」は1958年に米宝石商組合(現ジュエラーズ・オブ・アメリカ)が定めた誕生石をもとにして、ZHOが日本独自にサンゴとヒスイを加えて制定したものだったという(全国宝石卸商協同組合(PDF)、NHK、ハフポスト)。
プレスリリースによれば、こうした誕生石は国によって違いがあり、独自の文化に由来して定められているという。しかし、国内においても様々な誕生石リストが混在していることから、消費者が混乱するのを避けることから統一した形に改定するとしている。またコロナ禍で業界にもダメージがあり、誕生石改訂により宝石への関心を高めたい意向もあるとしている。
改訂後は新しい石が10種類追加される。これまで1種類しかなかった月に関しても、新しく加わることで選択肢が増加するとしている。新たに加わるのは2月のクリソベリル・キャッツ・アイ、3月のブラッドストーン、アイオライト、4月のモルガナイト、6月のアレキサンドライト、7月のスフェーン、8月のスピネル、9月のクンツァイト、12月のタンザナイトとジルコンとなっている。
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