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富士山静岡空港に期間限定のディズニー商品ショールーム、12月10日から
プレミアム・アウトレット・サテライト・フォー・ディズニーコレクションの店舗(三菱地所発表資料から)[写真拡大]
三菱地所グループの富士山静岡空港(静岡県牧之原市など)と、三菱地所・サイモンは10日、ディズニー商品のショールームを富士山静岡空港内にオープンする。2022年2月23日までの期間限定で、年末年始の帰省客や観光客にリゾート気分を味わってもらい、コロナ禍で大打撃を受けた空港の活性化を後押しする考え。
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この期間限定店舗は「プレミアム・アウトレット・サテライト・フォー・ディズニーコレクション」。トレーラーハウス4台で構成する店舗で、ルームウエアやマットレス、ベットフレームなどディズニーの人気キャラクターが入った商品が並ぶ。トレーラーハウスは空港内の駐車場センタードームに設置される。
商品は専用オンラインストアに出品されているもので、利用者は店内でお気に入りの商品を見つければ、二次元コードをスマートフォンで読み取り、クレジットカードで決済する仕組み。購入した商品は指定の場所へ配送される。
今回の期間限定店舗は三菱地所グループにとって初めての取り組み。三菱地所グループは富士山静岡空港だけでなく、香川県の高松空港や北海道内7空港など、民営化された国、地方自治体管理の空港経営に参画している。富士山静岡空港での販売が好調なら、他の空港でも取り組みを検討する。
富士山静岡空港は静岡県が2009年に開港した。国内線と中国を中心とする国際線が発着しているが、就航路線の伸び悩みから乗降客数は開港当時の目標である年間138万人に遠く及ばず、低迷を続けた。
それでも、地道なポートセールスで2019年に80万人まで乗降客数を伸ばしたものの、2020年はコロナ禍で国際線の乗降客が約10分の1に激減したほか、国内線乗降客も6割減となった。新型コロナウイルスの新規感染者数がようやく落ち着きを見せていることから、この年末年始の繁忙期から巻き返しを図っている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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