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一太郎2022発表、同梱ATOKがサブスクリプション化
fukapon 曰く、 ジャストシステムは12月1日、一太郎のバージョンアップを発表した。
2022年2月10日発売の新バージョン「一太郎2022」では基幹機能の一つ、かな漢字変換を担うATOKのサブスクリプション化が最大の変更点。一太郎2021まで「ATOK for 一太郎」として永続ライセンスされていたATOK部分が、すでに市場投入されているサブスクリプションサービス「ATOK Passport [プレミアム] 1年」に置き換えられる。
これまでの一太郎では日本語ワープロとしての基本機能をオフライン環境で使用可能であったが、ついに完全なオフライン環境では使用できなくなる。ATOK Passportでは導入時および契約更新時のインターネット接続を求められるため、一太郎2022においても最低限インストール時と翌年以降のサブスクリプション更新時にはオンラインである必要が生じることになりそうである。
オフライン要件も残存するであろう法人向けには一太郎Pro 4、ATOK Pro 4(ATOK Medical 2)で対応を続けると見られる。ただし、ATOK Pro 4はTech ver. 30であり、個人向けATOK(現時点でTech ver. 32)に比べて内容は古い。今後、ATOKに追いつく機能強化が行われる中でどうなっていくのかは不明である。
余談ではあるが、個人的には一太郎を含むスイートパッケージ「一太郎2022プラチナ」の1製品、「花子2022」の中に「花子フォトレタッチ3」が残ったことがハイライトである。同アプリケーションは2000年からバージョンアップしていない。実に22年にわたって機能的な変更なく第一線で活躍する個人向けアプリケーションというのは珍しいのではなかろうか。
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