小説を自動で作るAIに架空のWikipedia作らせる遊び

2021年11月26日 08:12

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記事提供元:スラド

AI技術による文章の作成技術が進歩し、単語などを並べることで自動的に小説を作成してくれるツールなどの品質が向上している。Togetterのまとめによると、べっくみんさんが『にほんご文章・小説AI「AIのべりすとα2.0」』で適当に銃器関係の名前を羅列したものを登録したところ、名前が鉄砲のものであることを認識してくれただけでなく、銃の名前と生産地を繋げ、なおかつ面白そうな書き出しを作り出してしまったという(べっくみんさんのツイートTogetter)。

そんな中、ダ・ダ・恐山さんがこのAIジェネレーターに現実には存在しない「飛騨カブトムシ早食いオリンピック」という存在しない言葉を書き込んで「出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」と書いたところ、その言葉を元にしたWikipediaの記事を作り出してしまったそうだ。こうしたことから、Twitterの一部では実在しない映画タイトルなどをいれた架空のWikipediaを作るのが流行っているようだ(Togetterその2Togetterその3)。 

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