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大阪うめきた2期事業、ヒルトン最上級など3ホテルが2024年度から順次開業へ
うめきた2期事業の完成イメージ(三菱地所など発表資料より)[写真拡大]
JR大阪駅(大阪市北区)北側で再開発が進んでいるうめきた2期事業で、米ホテル大手ヒルトンの最上級など3つの高級ホテルが2024年度から順次、開業する。三菱地所、阪急電鉄など開発事業者9社が24日、明らかにしたもので、2025年に人工島・夢洲(大阪市此花区)で開催される大阪・関西万博を視野に入れ、梅田界隈の姿が一新されそうだ。
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うめきた2期事業は北街区と南街区に分けて開発が進められているが、高級ホテルは北街区に1つ、南街区に2つ登場する。北街区に誕生するのは、ヒルトンの「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」。北街区賃貸棟の10~25階に入居し、延べ床面積約2万平方メートル。広さ32平方メートルを中心とした308の客室を備える。レストランやルーフトップバー、カフェも併設し、2024年度上期に開業する。
南街区で開業するホテルの1つが、関西初となるヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア大阪」。南街区賃貸棟・西棟の2階と28~38階に位置し、延べ床面積約3万3,000平方メートル。50平方メートルを中心に252の客室と、ラウンジ&バー、スパ、屋内プール、チャペル、宴会場なども併設する。開業は2025年度上期の予定。
もう1つは阪急阪神ホテルズが運営するホテルで、名称は未定。南街区賃貸棟・東棟の5~28階に入る。延べ床面積約2万2,000平方メートルで、客室は23平方メートルを中心とした482室。レストラン、バー、フィットネスも設置して2024年度下期に開業する。
うめきた2期事業は「大阪最後の1等地」と呼ばれる大阪駅北側の梅田貨物駅跡地約17ヘクタールを再開発する。開発事業者9社が2020年から工事に入っており、全体開業は2027年度の予定。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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