イスラエルのワクチンパスポート、2回目接種から6カ月で失効に 3回目接種促す

2021年9月3日 07:49

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記事提供元:スラド

イスラエル政府は世界に先駆けて高齢者を対象に3回目のCOVID-19ワクチン接種であるブースター接種を開始している。イスラエル保健省の調査などによると、ブースター接種を行った場合、2回の接種のみの人との比較で11.4倍感染リスクを低下させるなどとしている。この結果を受けて同国では29日、3回目接種の対象を12歳以上に拡大した(朝日新聞日経新聞)。

また屋内イベントなどに提示する「グリーンパスポート」に関しても、2回目接種から6か月が経過した場合、グリーンパスポートを失効させるという施策も行っている。3回目を受けた場合は失効しない。ブースター接種を加速させる意図がある模様。また3回目の接種を終えている場合、海外からの帰国時の隔離措置を原則免除するとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、 12歳以上接種開始のニュースに隠れる感じで報じられているが、2回目接種から6ヵ月でワクチン接種証明「グリーンパス」が失効という話の方が話題になっている気がする。日本で検討されているワクチンパスポートも同じような運用になるのだろうか?

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