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岡山・蒜山高原に観光文化施設「グリーナブル ヒルゼン」隈研吾のシンボル建築や現代アート美術館
岡山県真庭市・蒜山高原に、蒜山ミュージアムを含む新たなランドマーク「グリーナブル ヒルゼン(GREENable HIRUZEN)」が開業。開業日は2021年7月15日(木)。
■岡山・蒜山高原に新たな観光文化施設「グリーナブル ヒルゼン」
自然あふれる岡山県真庭市の蒜山は、雄大な蒜山高原をはじめ、白樺の丘やハーブガーデンなど大自然を感じる観光スポットに恵まれた地。さらには湯原温泉までもほど近く、癒しのひと時を過ごすことができる。
そんな地の新たな観光文化発信拠点として誕生する「グリーナブル ヒルゼン」は、真庭市がこれまでも積極的に取り組んできた“サステナビリティ”を体感する場となる。その名は、自然や緑を表す“グリーン”と持続可能を意味する“サステナブル”の造語から付けられた。
施設は、隈研吾が建築設計を手掛ける象徴的な建築物「風の葉」、隈の建築模型などの資料と現代アートを展示する「蒜山ミュージアム」、“グリーナブル”のコンセプトに共鳴する企業とタッグを組んだアイテムを販売する「ビジターセンター・ショップ」などで構成される。
■木造建築の魅力を感じる象徴的建築「風の葉」
「グリーナブル ヒルゼン」を象徴する建築物となる「風の葉」は、幾何学的な木造建築物と、その隙間からこぼれる太陽の光が織りなす“映える”スポット。これまで東京・晴海で展開されていたものを移築して展開する。
解体しても再生できる木造建築の特性を生かした素材と構造システムによって完成した同建築物は、サスティナビリティを体現する場所であると同時に、訪れた人々の心を癒す存在となる。
■現代アートからサスティナビリティを学ぶ「蒜山ミュージアム」
「蒜山ミュージアム」では、隈研吾展を皮切りに、今後現代アートを通してサスティナビリティを学ぶ展覧会やイベントを実施していく予定だ。こけら落としとなる「隈研吾展『ハコからの解放 ― たし算,ひき算,かけ算,わり算 ―』」は、2021年7月15日(木)から10月10日(日)まで開催される。
■“ここだけ”のアイテムに出会える「ビジターセンター・ショップ」
「ビジターセンター・ショップ」は、観光情報提供としての役割と、世界中の企業とタッグを組んだアイテムを販売するショップとしての役割を担う。オープンに際してショップに登場するのは、岡山のデニムメーカーであるジョンブル(JOHNBULL)がオリジナルプロデュースする「リベアバイジョンブル(rebear by Johnbull)」の蒜山限定アイテムと「グリーナブル ヒルゼン」オリジナルTシャツ。
そのほか、ヨーロッパ発の「エコアルフ(ECOALF)」との協業によるオリジナルメッセージTシャツをはじめ、オリジナル化粧品やクラフトビールなども展開する。
■大自然の優雅に走るサイクリングツアー提案
「サイクリングセンター」では、サイクリングツアーやハイキングなど、真庭観光局がこれまで提供してきたアクティビティツアーを「グリーナブル」に沿った内容で提案していく。注目のツアー「Road trip -radio-」では、蒜山にあるサイクリングロードの魅力をスマートフォン上のアプリ「ツール・ド」で聞きながら、アメリカの自転車ブランドのトレック社の最新モデル「e-bike」でサイクリングを楽しむことができる。
【詳細】
グリーナブル ヒルゼン
オープン日:2021年7月15日(木)
住所:岡山県真庭市蒜山上福田1205-220 岡山県真庭市蒜山高原内
交通アクセス:
車:米子自動車道蒜山ICから約3分
※駐車場は「ヒルゼン高原センター」駐車場を利用
公共(バス):岡山駅から中鉄バス 勝山~岡山線「勝山」(JR中国勝山駅前)で真庭市コミュニティバスに乗り換え「蒜山高原センター前」下車
■「隈研吾展『ハコからの解放 ― たし算,ひき算,かけ算,わり算 ―』」
会期:2021年7月15日(木)~10月10日(日)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:45まで)
※7月15日(木)は13:00から
休館日:毎週水曜日
入館料:高校生以上1人300円 中学生以下無料
※詳細はHPをご確認。
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