天昇電 Research Memo(6):年間3円配当が定着、今後は増配を目指すが2022年3月期は未定

2021年7月9日 16:06

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記事提供元:フィスコ


*16:06JST 天昇電 Research Memo(6):年間3円配当が定着、今後は増配を目指すが2022年3月期は未定
■株主還元策

天昇電気工業<6776>は2016年3月期までの9年間は業績が不振であったことから無配を続けていた。しかし既述のように2017年3月期には大幅増益を達成、収益基盤も安定してきたとの判断から、年間3円の復配を果たした。その後、2018年3月期から2021年3月期まで年間3円配当を継続した。同社は「復配したとはいえ決して高い水準ではない。今後も業績を安定させ、少しずつ増配を行っていきたい。しかし設備投資を優先することも有り得る」と述べた。同社のフリーキャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローを差し引いた額)は、増配を行うのに十分な水準であり、本来であれば今期(2022年3月期)にも増配の可能性があったと弊社は見ている。しかし現時点ではコロナ禍の影響が見定められないことから、今期の配当は未定としている。今後の業績動向や設備投資計画や配当水準には注目する必要があるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《EY》

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