東京為替:1ドル110円40銭台、自民幹事長・五輪無観客など臨機応変な対応が重要

2021年6月22日 12:00

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記事提供元:フィスコ


*12:00JST 東京為替:1ドル110円40銭台、自民幹事長・五輪無観客など臨機応変な対応が重要
東京外為市場でドル・円は1ドル=110円40銭台で推移。自民党の二階幹事長は、午前の会見で、オリンピックの観客上限が50%、1万人に決定されたことに関して、感染状況は予測の限りではないが、無観客など臨機応変な対応が重要との見方を示したとロイターが報じている。なお、菅総理の再選については、仮定の話として明言を避けたもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が811.35円高で午前の取引を終了した。TOPIXでは54.68ポイント高となっており、昨日の下げを帳消しする値動きとなっている。米国市場が上昇、為替が円安方向に推移していることで、トヨタ<7203>が3.03%の上昇、ソニーG<6758>が3.27%の上昇など輸出関連株などを中心に上げ幅を拡大し、相場をけん引しているようだ。また、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が2360円高と3%近い大幅上昇し、相場を下支えしている。《FA》

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