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全WiFiデバイスに影響する脆弱性「FragAttack」が公開される
ベルギーのセキュリティ研究者「Mathy Vanhoef」氏は、「FragAttacks」(fragmentation and aggregation attacks)と呼ばれる新たな脆弱性を発見したと発表した。この脆弱性を突くことにより、最新の暗号化方式である「WPA3」でも影響及ぼす可能性があるとしている(FragAttacks.com、元論文、Mathy Vanhoef氏による動画、サイオス セキュリティブログ、TECH+)。
同氏はWi-Fi規格の仕様上の欠陥が三つほどあり、この欠陥をつくことにより、アグリゲーション攻撃、混合鍵攻撃、フラグメントキャッシュ攻撃という攻撃が可能になるという。実装上の脆弱性に関しても同じく三つ指摘している。今回発見された脆弱性は、WPA3だけでなく、旧来の「WEP」でも影響のある問題であるとしている。
今回発見された脆弱性に関する共通脆弱性識別子は次のものが割り振られている。
CVE-2020-24588
CVE-2020-24587
CVE-2020-24586
CVE-2020-26145
CVE-2020-26144
CVE-2020-26140
CVE-2020-26143
CVE-2020-26139
CVE-2020-26146
CVE-2020-26147
CVE-2020-26142
CVE-2020-26141
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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