Firefox 88リリース、FTPサポートが無効化

2021年4月22日 17:32

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 Mozillaは19日、Firefox 88.0をリリースした(リリースノートMozilla Hacksの記事)。

本バージョンではFTPサポートがデフォルト無効になっている。現在のところ高度な設定(about:config)で「network.ftp.enabled」を「true」に変更すればFTPサポートが有効になるが、Firefox 90ではFTP実装が削除される。FTP無効化に伴い、Web拡張機能が自身をFTPのプロトコルハンドラーとして登録することが可能になっている。

Googleは1月リリースのChrome 88で全ユーザーのFTPサポートを無効化しており、Chrome 91でコードベースから削除する計画だ。現在のところフラグ「#enable-ftp」を「Enabled」に設定することでFTPサポートを有効化可能で、他のChromium系ブラウザー(Brave/Edge/Opera/Vivaldi)でも同様だった。このフラグはChrome Dev(バージョン91)でも利用可能だが、Chrome Canary(バージョン92)には存在しない。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | Firefox | インターネット

 関連ストーリー:
Mozilla、2021年初めにFirefoxのFTPサポートを削除する計画 2020年03月20日
Firefox、HTTP/HTTPSページでのFTPサブリソース読み込みをブロックする計画 2018年04月15日
Firefox 17リリース 2012年11月21日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事