チャドの大統領、反政府勢力との戦いで死亡

2021年4月22日 08:43

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 西アフリカの内陸国チャドイドリス・デビ大統領が20日、同国北部での反政府勢力との戦いで負った傷が原因で死去したと報じられた(AFP, 日経新聞)。

デビ大統領は1990年に大統領に就任してから現在まで実に30年以上とアフリカでも屈指の長期政権を築いていた。チャドの国営テレビが報じたところによると大統領は先週末「自国の防衛に臨み、戦場で息を引き取った」という。チャドでは反政府勢力「チャド変革友愛戦線 (FACT)」との戦いが激化しており、政府軍は直近の戦闘で300人を殺害したと発表した一方、FACT側も大統領が負傷したと主張していた。

大統領の死去に伴い、暫定大統領には息子のマハマト・カカ将軍が就任する。しかし大統領が戦死して息子が後継者にというのは、とても21世紀のニュースとは思えなくてなんというかという感じである。

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