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ロボアド「ウェルスナビ」、預かり資産4,000億円を突破
ロボアドバイサー「ウェルスナビ」を運営するウェルスナビは1日、ウェルスナビの預かり資産が4,000億円を突破したと発表した。ウェルスナビは、2016年7月に正式リリース。開始から4年8カ月での達成となった。
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ウェルスナビは、日頃忙しく働く世代をターゲットとして、老後資金の不安解消などに向け、手軽に資産運用を可能とすることを目指す。投資の経験や知識、保有資産の多寡に関わらず、全世界50か国の1万1,000銘柄へ分散投資が自動で可能だ。
また2021年2月からは、NISA(少額投資非課税制度)口座にも対応し、自動でおまかせの資産運用ができる新サービス「おまかせNISA」の提供も開始。さらに利便性を高め、今後は幅広いサービス展開も検討していくとしている。
運営元であるウェルスナビは、2020年12月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場している。これをきっかけに経営基盤の安定性を常に開示しながら、長期的で安定したサービス提供を目指す狙いだ。
ウェルスナビは「長期・積立・分散」の資産運用を自動化している。働く世代の豊かな老後へ向けた資産運用のため、6~7個のETF(上場投資信託)を通じて、分散投資する。その際のポートフォリオ(資産運用商品の組み合わせ)や発注、積立、リバランス、さらに税金の最適化までを全て自動で行う。
このように、購入から税金のアドバイスまで一括管理されたサービス提供を通じて、普段忙しく働き資産形成まで手が及ばない現役世代から高い支持を得ている。ウェルスナビでは、主に20代から50代をターゲットとしており、スマートフォンやパソコンから5つの質問に答えるだけで、ひとりひとりに最適なプランを提案。実際に運用が始まってからの確認も容易で、多忙な日々を送る世代のスキマ時間でも運用可能であるとしている。
ウェルスナビでは、「リバランス機能付き自動積立」、「自動税金最適化(DeTAX)」について、中核となる技術の特許を取得。この他、資産運用における目標達成のための「ライフプラン」、「ミリトレ(少額ETF取引機能)」「AIによるアドバイス機能」など多彩な機能で資産運用をサポートしている。手数料もシンプルとして、一律、預かり資産の1%(税込1.1%)としている。
今回、預かり資産4,000億円を突破したウェルスナビ。漠然と老後の不安を持ちながら、多忙ゆえ資産運用まで気が回らなかった働く世代には、最適なサービスが整っており、資産運用の1つの選択肢となるだろう。(記事:大野 翠・記事一覧を見る)
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