スエズ運河でコンテナ船が座礁、100隻以上の船が立ち往生する渋滞に

2021年3月25日 17:52

印刷

記事提供元:スラド

エジプトのスエズ運河でで23日、コンテナ船が座礁したことが話題になっている。座礁したコンテナ船は愛媛県の正栄汽船が所有し、台湾の長栄海運が運航していた。船は全長400メートル、幅59メートルで船名は「エバーギブン(Ever Given)」。オランダのロッテルダムに向かう途中だったという(NHK時事ドットコムBloombergAFPBB NewsハフポストBloombergその2)。

用船会社によると、突然の強風によりコースからそれた後に座礁したとしている。エバーギブンは運河をふさぐ格好で立ち往生しており、運河通過を目的にした100隻以上の船が立ち往生する事態に陥っている。現在は移動に向けた作業が進められているというが、作業は難航している模様(Bloombergその3)。この影響により、世界的な原油輸送に影響が出ないかといった懸念からWTI原油先物が上昇したと報じられている(SankeiBizBloombergその4)。

 スラドのコメントを読む | 交通

 関連ストーリー:
UberやLyftといったライドシェアサービスは都市の交通渋滞を増加させているという分析 2020年02月20日
中国・北京の大通りを通行中の電気自動車、システムアップデート開始で立ち往生 2019年02月03日
韓国で建造中の世界最大の船 2014年10月23日
アラスカで25年前に発生した原油流出事故、いまでも環境に影響が残る 2014年03月06日
南極観測船しらせ、座礁するも18日に離礁に成功 2014年02月19日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事