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ホテル雅叙園東京「百段階段」企画展「こだわりのモノづくり〜超絶技巧の世界〜」新旧職人の超絶技巧に焦点
ホテル雅叙園東京内の東京都有形文化財「百段階段」では、企画展「こだわりのモノづくり〜超絶技巧の世界〜」を、2021年3月21日(日)から6月25日(金)までの期間で開催する。
■「百段階段」新旧職人の“超絶技巧”に焦点を当てた企画展
「和食」や「和紙」などに続き、2020年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された、日本の「伝統建築工匠の技」。今回の企画展では、会場となる「百段階段」の細部に宿る、大工や画家、職人などあらゆる分野の匠の“超絶技巧”に焦点を当てる。
■宮大工と職人の驚異の技を鑑賞
樹齢300年を超える檜や珍しい南米材が使用された床柱や、釘や接着剤は使用せずに1mmのずれもなく作られた組子障子、あるいは肉眼では見落としてしまうほど細かな文様で彩られた七宝細工に螺鈿細工と、宮大工と職人の驚異の技で埋め尽くされた「百段階段」。その超絶技巧の結晶の数々を、様々な技法と併せて紹介する。
■「工芸と素材」をテーマにした現代作家の作品展示も
また、これらと対を成す展示として、「工芸と素材」をテーマとした作品展示も、前期・後期と分けて実施。前期では、立体切絵作家・SouMaや立体切り文字作家・笹尾真らによるペーパークラフト作品、後期では、漆工芸や組子細工などを手がける伝統工芸作家による作品を展示。建築装飾を通した文化財自体の魅力を通して、新旧の職人による技のコントラストが楽しめる企画展となっている。
また、館内の文化財喫茶「百段茶房」では、お茶とお菓子のセットを提供。86年前に百段階段を訪れた人々と同じように、文化財を鑑賞しながら優雅なひと時が楽しめる。
■開催概要
「こだわりのモノづくり〜超絶技巧の世界〜」
開催期間:
■前期「現代の超絶技巧作家たち 神の手による紙わざ〜究極のペーパークラフト〜」
2021年3月21日(日)〜5月23日(日) ※4月13日(火)〜4月19日(月)は休館
■後期「伝統工芸作家による匠の技と未来への発想」
2021年6月01日(火)〜6月25日(金)
開催時間:12:30〜18:00(最終入館 17:30)
入場料:当日 1,000円
会場:ホテル雅叙園東京内 東京都有形文化財「百段階段」
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