1分で理解できるJ-REITの魅力とは?

2021年2月26日 16:27

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■J-REITとは

 J-REITは投資家から集めた資金で不動産の運用を行い、その運用益を投資家に分配する上場不動産投資信託のことだ。投資信託の1種であるため、その他の投資信託と同様に専門家によって運用される商品で、その数は2020年時点で60銘柄を超える。

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 投資対象の不動産は住宅からオフィス、商業施設、ホテルなど多岐にわたる点が特色だ。しかし、どの不動産においても原則、不動産の家賃収入や売却益などから出資者に利益を分配する仕組みは変わらない。

 それでは、J-REITの魅力を4点に分けて紹介していこう。

■少額からの投資が可能

 J-REITは小額からの投資が可能で、銘柄にもよるが最低投資額が1万円~数万円、高くても数十万円程度であることが多い。現物不動産はローンを組むとはいえ、数百万円から数千万円の金額が必要になる場合があることを考慮すると、J-REITの優位性は明白だ。

 小額の投資で1等地のオフィスビルなどに投資ができる点も非常に魅力的なポイントであるといえる。

■分散投資が可能

 小額の投資であるため、まとまった資金を異なる不動産に分散して投資することも可能だ。分散投資は空室などのリスクヘッジを実現しやすい点も強みであろう。

 一方、現物不動産の場合、非常に多額の資金が必要になることを踏まえると、複数の不動産へ投資することは難しい。

■高い流動性

 J-REITは東京証券取引所に上場しているため、自身の好きなタイミングで購入や売却ができる高い流動性も魅力だ。

 一方、現物不動産の購入・売却を検討する場合、一般的に数千万円から1億円にも上る不動産の取引は非常に時間を要する。購入時はローン審査、売却時は買い手を見つけることや、その買い手のローン審査などに一定の時間がかかることは想像に難くない。よって、現物の不動産は流動性が低いといえるだろう。

■高い配当金

 J-REITは税制上の理由から、運用益の大部分が投資家に分配されるため、高い配当金を得られるのも強みである(条件あり)。一般企業の場合、利益から法人税や内部留保を差し引いた後の残額から配当金が支払われることが一般的だ。だがJ-REITの場合、法人税が実質的にかからず、内部留保もないことから、投資家に高い配当を還元できるということになる。

■さいごに

 以上がJ-REITの魅力であるが、当然ながら金融商品であるため、空室や価格変動、上場廃止、災害などのリスクも理解しておきたい。

 自身がどのような投資スタイルを築きたいか、入念に検討する必要はあるが、まずは小額の投資から始めてみてもよいのではないか。(記事:大掛翔太・記事一覧を見る

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