コンチネンタル、性能向上のスポーツタイヤ「ExtremeContact DWS06 PLUS」発売

2021年2月3日 16:29

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ExtremeContact DWS06 PLUS(コンチネンタルタイヤ・ジャパンの発表資料より)

ExtremeContact DWS06 PLUS(コンチネンタルタイヤ・ジャパンの発表資料より)[写真拡大]

  • 対応路面一覧(コンチネンタルタイヤ・ジャパンの発表資料より)
  • スポーツ・プラス・テクノロジー(コンチネンタルタイヤ・ジャパンの発表資料より)
  • クイック・ビュー・インジケーター(コンチネンタルタイヤ・ジャパンの発表資料より)
  • タイヤサイズ一覧1(コンチネンタルタイヤ・ジャパンの発表資料より)
  • タイヤサイズ一覧2(コンチネンタルタイヤ・ジャパンの発表資料より)

 コンチネンタルタイヤ・ジャパンは2日、「ExtremeContact(エクストリーム・コンタクト) DWS06」の後継モデルタイヤとして、ロングライフと低価格を実現した「ExtremeContact DWS06 PLUS」を3月1日に発売すると発表した。

 ラインアップされるサイズは16インチから22インチ。価格はオープン。

■ExtremeContact DWS06 PLUSの概要
 ExtremeContact DWS06 PLUSはドイツ生まれ、アメリカ育ちのタイヤ。主にスポーツセグメントの乗用車に対応しており、パフォーマンス重視のスポーツカー、プレミアムセダンからミニバンまで多くのカテゴリーをカバーすることが特徴でもある。

 「スポーツ・プラス・テクノロジー」を採用しており、正確なハンドリング、ウェットブレーキング性能の向上などを実現している。

 さらにドライ、ウェットといった通常の路面から、シャーベット、スノーなど冬季の路面にまで対応しているため、スタッドレスをはいていないときの急な降雪などにも適している。ただし、オールシーズンタイヤではないため、アイス路面には対応していないので注意が必要。

■スポーツ・プラス・テクノロジー
 今回、採用した「スポーツ・プラス・テクノロジー」は5つの構造から成り立っている。正確なハンドリングを実現し、ぬれた路面でのトラクションを向上させた嚙み合う構造の「3Dサイプ」。トレッドのゆがみを減らし、路面との接地面積を増やしたことでグリップ性能を上げた「チャムファード・エッジ」。

 力強く雪をつかむ構造をした「トラクション・グループ」。横方向の剛性を高めた「マクロ・ブロック」。雪道などでトラクションを発揮するために全方向に対応したエッジを持つ「X-サイプ」の5つだ。

■クイック・ビュー・インジケーター
 ExtremeContact DWS06 PLUSは、アイス以外のどの路面状況にも対応しているため、それにあった摩耗状況を知ることが必要になる。そこでトレッド面に「D」、「W」、「S」のパフォーマンス・インジケーターを設置。「D」はドライ、「W」はウェット、「S」はスノーと割り当てられており、それらの文字が消えることで対応した路面での性能限界を迎えることを示す。

 パフォーマンス・インジケーターはタイヤと路面の問題だが、タイヤと車の取り付け角度の問題で発生するズレ、いわゆる不均一摩耗に対してはアライメント・インジケーターが対応する。これによりライメント・インジケーターがタイヤアライメントの調整をドライバーに促す仕組みになっている。

■タイヤサイズはさまざま
 ExtremeContact DWS06 PLUSは16インチの205/45ZR16から22インチの295/25ZR22まで、全90サイズを用意しており、多くのタイヤサイズに対応。3月発売のものから、5月、6月、7月発売のものも一部存在しているので、気になるサイズはチェックしておくことをおすすめする。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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