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Twitterユーザー、6割がTwitter見て商品購入 アライドアーキテクツ調査
ユーザー数4,500万人を持つTwitterにおいて、企業のマーケティング活動がユーザーの購買活動にどう影響を与えているのか調査したところ、6割のユーザーがTwitterを見て商品を購入した経験があることが分かった。また、Twitterにおける「企業公式アカウント」をフォローしているユーザーも半数を超えており、企業のマーケティング活動にTwitterが欠かせなくなっていることが分かる結果となった。
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ソーシャルテクノロジーによるマーケティング支援を行うアライドアーキテクツ(東京都渋谷区)は1月27日、Twitterでの企業マーケティング活動について、ユーザーの購買活動に与える影響を調査した結果を、発表した。
調査はTwitterユーザーを対象にネットリサーチを通して行われ、男女4,409名から回答があった。
「Twitterで見たことをきっかけに、企業の商品やサービスを購入したことがあるか」という質問については、60.5%が「経験がある」と答えた。Twitterをきっかけに購買された商品・サービスについては、菓子(29.0%)が最も多く、外食チェーン(23.0%)、スーパーで買える食料品(21.6%)が続く。
企業公式アカウントをフォローしているユーザーは全体の54.3%にのぼり、年齢別に見ても、10代から40代までは各年齢層の半数を超えるユーザーが、何かしらの企業公式アカウントをフォローしていることも分かった。
企業公式アカウントをフォローするきっかけとして最も多かったのは、「Twitterキャンペーン」(59.5%)。「企業の公式サイトから」というユーザーは45.1%となり、「広告を見てフォローした」ユーザーは18.5%にとどまった。
Twitterキャンペーンとは、企業公式アカウントをフォローやリツイートしたユーザーの中から、抽選でプレゼントを行うなどのプロモーション活動のことを指す。ユーザーの多くが、キャンペーンへの参加をきっかけに、企業公式アカウントをフォローする傾向があると分かる結果となった。
さらに、企業公式アカウントをフォローする目的については、「新情報やクーポン情報を取得するため」が46.9%となった。「キャンペーン参加のため」と答えた人も23.6%となり、この結果から、ユーザーの多くは企業公式アカウントをフォローすることで、クーポン獲得や抽選への応募といったメリットの享受を求めていると考えられる。なお、「そのブランドが好きだから」と回答した人も25.0%となり、好きなブランドとTwitterでつながりを持ちたいと考えるユーザーも一定数いることが分かった。
今回の調査結果から、企業の認知度獲得やブランディングにおいて、Twitterにおけるプロモーション活動は欠かせないものであると分かった。ユーザーが求める情報や目的を鑑みて、企業として適切にTwitterを活用して発信することが、ブランドの好感度向上や生活者の購買活動に結びつく鍵になるといえる。(記事:笠井ゆかり・記事一覧を見る)
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