関連記事
2020年の民間航空機事故、運航数は42%減少にも関わらず死者は前年より増加
記事提供元:スラド
オランダの航空コンサルタント会社「To70」によれば、コロナ禍の影響で航空便の運航が大幅に減少しているにもかかわらず、世界での民間航空機の墜落事故による死者が増加しているという。2019年の死者は257人であったのに対して、2020年には299人と42人死者が増えてしまったそうだ(To70、BBC)。
大きな要因としては、2020年1月に発生したイランによるウクライナ国際航空752便撃墜事件が影響している。この事件では167名もの死者を出している。事故そのものは2019年の86件から40件に減少したとしている。なお、航空機の追跡サイトであるフライトレーダー24によれば、2020年の民間航空機の運航量は42%減少しているという。BBCの元記事では今後、フライト時間の減少が乗務員の練度に影響する可能性があるとも指摘している。
スラドのコメントを読む | 交通
関連ストーリー:
米連邦通信委員会、航空機内での携帯電話ネットワークサービス利用解禁の検討を打ち切り 2020年12月06日
離陸直前の航空機で新型コロナウイルス感染を匂わせた男の裁判、懲役10月を求刑。千葉地裁 2020年11月13日
三菱重工、国産ジェット開発一旦停止を正式発表 2020年11月02日
近年の謎マナー増加は航空業界のローカルルールが由来か。CA転職がきっかけとの見方 2020年10月20日
ロサンゼルス国際空港、パイロットからのジェットパック目撃報告再び 2020年10月17日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- JALとANAグループの社員が試験で不正行為とは、「どうゆうこと?」 3/ 1 15:56
- 米空軍採用予定の無人戦闘機、ボーイングなど5社で競争試作を実施へ 1/31 15:39
- デルタ航空のボーイング757型機、出発前に前輪が外れる 1/29 10:27
- アラスカ航空、ボーイング737 MAX 9の運航再開 1/28 16:05
- 米連邦航空局、ボーイング737 MAX 9の一部に一時的な飛行禁止を命ずる 1/ 8 09:13