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米連邦通信委員会、航空機内での携帯ネットワーク利用解禁の検討を打ち切り
記事提供元:スラド
米連邦通信委員会(FCC)は11月27日、航行中の航空機内での携帯電話ネットワークサービス利用解禁に関する検討の打ち切りを決めたことを明らかにした(FCCの文書、 The Vergeの記事、 9to5Macの記事)。
FCCは2013年、米連邦航空局(FAA)が旅客機内での電子機器使用制限の緩和を検討していることを受け、携帯電話ネットワークへの接続を可能にする機器の機内への設置を航空会社に認めるかどうかの検討を開始した。2014年には意見募集も行われたが、受け付け開始前から多くの反対意見が寄せられ、特に音声通話の解禁に対する反発は強かった。FCCは検討打ち切りの理由として反対意見の多さを挙げており、提案が安全性や国家安全保障上の懸念を解決できていないとする米国のパイロットや乗務員の意見も含まれるとのことだ。
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