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本田技研工業は3日、同社のTwitter公式アカウントにて、毎年開催されホンダファンにはおなじみの「Honda Racing Thanks Day」を、オンラインで開催すると発表した。
これまでこのイベントは、カテゴリーの違うドライバー同士のレースなど、面白い催しを数多く開催してきた。だが2020年は、7月8日にホンダ公式ホームページにて「開催中止を決定」とアナウンスされていた。
もちろん、コロナウイルス感染拡大防止の観点からの決定だが、ホンダファン、モータースポーツファン、レーシングドライバーにとっても大変残念な決定となっていた。だが最後の1文にこうも書かれていた。「別のかたちで「Thanks」を届ける」と。それがこんなかたちでやってこようとは、私を含めファンにとってはうれしい発表だ。
■開催概要
日時: 2020年12月19日(土)、20日(日) 各日18時より約1時間
■開催プログラム
現在発表されている開催プログラムは2つある。
1つはマルク・マルケス特別インタビューだ。マルク・マルケスは現在2輪レースの最高峰であるMotoGPに参戦しているスペイン人ライダーだ。2013シーズンからホンダで参戦しており、計6回のチャンピオン経験を持つエースである。今シーズンは残念ながら第2戦で手術を伴う怪我を負ってしまい、フル参戦はかなわなかったが、来シーズンから復帰するという噂も流れている。
2つ目はマックス・フェルスタッペン特別インタビュー。こちらは4輪レース最高峰のフォーミュラ1(F1)に、アストンマーティン・レッドブル・レーシング(レッドブル・ホンダ)から参戦しているオランダ人ドライバー。
ヘルメットに描かれている獅子がトレードマークで、現在ドライバーランキングで3位につけているが、今シーズンの優勝者は決まってしまったため、2位の確保が最優先とされている。ホンダが来シーズン限りでF1から撤退すると発表してしまったため、こういった機会も減っていくと考えられることから参加できる人は参加すべきだろう。
■2輪の参加ライダー
3日現在で参加予定となっているライバーを少し紹介する。先ほど挙げたMotoGPに参戦しているマルク・マルケス、その弟のアレックス・マルケス。そして日本人で唯一参戦している中上貴晶だ。
トライアル世界選手権(TrialGP)の藤波貴久、モトクロス世界選手権(MXGP)のティム・ガイザー、ダカールラリー(DAKAR)に参戦しているリッキー・ブラベック、ケビン・ベナバイズなども参加予定だ。
■4輪の参加ドライバー
次に4輪の参加ドライバーを紹介する。まずはF1からレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、アレックス・アルボン。アルファタウリ・ホンダからピエール・ガスリー、ダニール・クビアトが参加予定だ。次にF1の下位カテゴリーでF2に参戦している角田裕毅。来年F1昇格の噂があり、今レース界でもっとも注目されている日本人といってもいいだろう。
そして、FIA ワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)からはエステバン・グエリエリ。国内レース最高峰のSUPER GTシリーズ(SGT)からは先日の最終戦での劇的な優勝によりチャンピオンを勝ち取ったTEAM KUNIMITSUの山本尚貴、牧野任祐。全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)からは野尻 智紀らが参加する。参加メンバーの詳細は公式ホームページを確認してほしい。
急転直下で開催されることになった「Honda Racing Thanks Day」。どんなオンラインイベントになるのか非常に楽しみだ。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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