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コンサルティングファームのクニエ(東京都千代田区)は1日、プロセスマイニング製品を使った業務プロセス分析サービスを開始した。企業の様々なシステムから横断的にデータを収集し、業務プロセスを可視化。実データに加えて、ビジネスプロセスエキスパートが分析や対応案を検討し、業務改革につなげる。
Celonis社のプロセスマイニング製品を用いて稼働するシステムに接続し、全てのプロセスを自動的に分類する。業務プロセスを可視化するには、現場で担当者にヒアリングする手法が一般的だが、時間と手間が膨大にかかるという課題があった。自動化することで、それを軽減し課題解決のスピードを速める。コロナ禍で求められる、非対面でのサービス提供も実現する。
データドリブンな分析を行い、業務の全体像と詳細を掴む。それを元にボトルネックや手戻り作業、マニュアルによる例外処理、異なるシステム間の不整合などを発見。加えて、クニエのビジネスプロセスエキスパートが、分析や対応案を検討するという流れだ。
同社は今後、ERPやCRMなど企業システムとの連携、内部統制、会計・経営管理、製造プロセスなど幅広い産業、サービスラインにおいてサービスの拡充を行っていく方針だ。デジタルトランスフォーメーション(DX)時代に突入する中、デジタルデータの活用支援を行うプロセスマイニングは「業革のゲームチェンジャーとなり得るツール」(小林裕亨社長)と語る。
DX推進の中で費用対効果の高い業務を発見し、効果的な自動化ソリューションを導入したり、リードタイムなど指標の改善などを行っていく。
クニエはSAP製品に関する知見を活かして、企業のビジネス変革に関わるサービスを提供している。11月25日には、富士通SAPビジネスパートナー会で、「SAP on Cloud部門」を受賞。7月にはインフォアジャパンの主催するフォーラムで「ベスト・コンペティティブ・ウィン」を受賞するなどしている。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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