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静岡県湖西市、スマートメーター導入で水道需要減少時代に対応する研究
静岡県湖西市で水道スマートメーターや各種センサー等のビッグデータを利用し、事業などに活用のための実証事件が行われるという。現在、水道事業は人口減少や節水などの取り組みが進んでいることから、収益が減少しつつある。加えて水道関連の設備の老朽化も進んでいる(中部電力、水道スマートメーター等のデータ利活用による共同研究(研究概要)[PDF])。
こうした課題を解決するため湖西市では、水道スマートメーターおよび各種センサー等を導入したうえで、ビッグデータを水道事業へ活用するための共同研究を行う。実県は給水人口5200人ほどの入田・知波田区域で戸数は約1800戸ほどであるという。研究に参加するのは豊橋技術科学大学と東京設計事務所、中部電力および湖西市。
共同研究では、水道メーターをスマート化し、得られたの情報から水の流れを解析する。実際の水の使用量に応じて、管網解析を行い残留塩素濃度の解析や適正な水道管の口径、流速などを把握して水質管理を行う。データを元に水道設備のダウンサイジングを実施することで事業費の抑制をする、利用量や時間のピークを把握して時間帯別料金を導入するといった方向性が検討されているとしている。
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