関連記事
シーアールイーは調整一巡、21年7月期増収増益予想
シーアールイー<3458>(東1)は、物流施設を中心に賃貸、管理、開発、仲介、投資助言および投資運用を展開している。21年7月期増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は急伸した6月の上場来高値から反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。
■物流インフラプラットフォームのNO.1企業グループ
物流施設を中心に賃貸、管理、開発、仲介、投資助言および投資運用を展開している。
グループ内で、開発からテナント誘致、売却、運用・管理を一貫して行うことにより、不動産販売収入、アセットマネジメントフィー、プロパティマネジメント受託収入を安定的に確保できる体制を構築していることが特徴だ。18年には「世界の人とモノをつなぐ物流インフラプラットフォームとしてNO.1企業グループ」事業ビジョンとして策定し、提供するサービスの拡大を推進している。
20年7月期末の不動産管理事業の管理面積(マスターリースとプロパティマネジメントの合計)は、東京圏中心に1590物件・約162万坪となった。マスターリース稼働率は概ね90%台後半の高水準で推移している。なお18年12月子会社化したロジコムを20年8月吸収合併した。
■21年7月期増収増益予想
21年7月期の連結業績予想は、売上高が20年7月期比32.8%増の547億円、営業利益が18.2%増の50億円、経常利益が11.1%増の45億円、純利益が11.0%増の29億円としている。
大型物件売却予定のフロービジネス(物流投資事業)が牽引し、ストックビジネス(不動産管理事業、アセットマネジメント事業)も順調に拡大する見込みだ。収益拡大を期待したい。
■株価は調整一巡
株価は急伸した6月の上場来高値から公募増資を嫌気する形で反落し、その後は上値を切り下げる形となったが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。11月2日の終値は1350円、時価総額は約370億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【注目銘柄】ロードスターは年初来高値に肉薄、海外不動産ファンド進出報道でバリュー株買いが再燃(2020/10/14)
・【編集長の視点】AMBITIONは増益転換業績の確認を1Q決算開示時に期待して続伸(2020/10/21)
・【注目銘柄】トーメンデバイスは決算発表を先取りし割安ハイテク株買いが再燃し急反発(2020/10/07)
・【編集長の視点】綿半HDは分割落ち後安値も2Q決算発表を先取り巣ごもり関連株買いの好機(2020/10/13)
・【注目銘柄】日電子材料は2Q決算発表を前に割安ハイテク株買いが再燃し反発(2020/10/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク