日本生協連、上半期は巣ごもり消費で宅配急成長 各地で過去最高益に

2020年10月25日 19:57

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 日本生活協同組合連合会の2020年度上期(4~9月)の総供給高が、前年同期比15.7%増の2,260億円に達したことが明らかになった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり消費で新規加入が大きく伸び、宅配の好調が続いているためで、各地で過去最高益となった生協が出ている。

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 日本生協連によると、上期総供給高の内訳は、コープ商品事業が前年同期比14.0%増の1,765億円、ナショナルブランド商品を中心とした日用雑貨を供給するキャロット事業が同27.5%増の210億円、衣料品や家庭用品などのカタログ事業が同17.7%増の270億円、ギフト事業が同19.0%増の17億円。すべての事業で増加している。

 コープ商品事業は巣ごもり消費で利用する冷凍食品や加工食品、キャロット事業はマスクや除菌関連商品、児童書、紙芝居などが好調だった。

 全国65の主要地域生協の総供給高を見ると、9月は2,409億5,500万円で、前年同月を9.4%上回った。供給高の前年超過は新型コロナの感染が問題になり始めた2月から8カ月連続。全体の伸び率は10%以上を記録した4~8月に比べ、落ち着きつつあるものの、宅配は依然として13.0%の高い伸びを示している。

 感染流行当初はマスクなど衛生用品の売れ行きが伸びたが、2月下旬の一斉休校以降、在宅時間が増えると、米などの買いだめが増加した。その後、カップ麺、冷凍食品など保存できる商品需要が伸びている。このうち、ホットケーキミックスやパスタなど巣ごもり消費に合う商品は今も品薄が続いている。これまで1人当たりの宅配利用高は微減傾向が続いていたが、新型コロナを機に急増に転じた。

 ウェブを通じた新規加入者が増えたのも上期の特徴。前年度の新規加入者は38万人だったが、3~8月の6カ月間で56.2万人が加入した。ピークは緊急事態宣言があった4月で、前年同月比704%の大幅増、以後も前年同期の2倍以上を記録している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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