関連記事
バンクシーの絵、商標権も著作権も認められず
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 正体不明の芸術家として知られるバンクシーだが、代表作「花束を投げる人」について、バンクシーの代理会社が申請していた商標権を、商業活動を行っていないとして取り消す判断がなされた(時事通信)。
バンクシーは正体不明の芸術家として活動しているが、正体不明であるため著作権を主張できないようである。そこで代理会社が2014年に商標権を出願していたが、登録から5年以内に商業利用することという規定があるにも関わらず、バンクシーは商業活動を行わなかった。
これを受けて昨年3月に英国のグリーティングカード会社が、商標権の取り消しを申し立て。バンクシーは昨年10月になりロンドンに「店舗」と称するショールームを開設するも、EU知財庁は「(店舗は)商業目的でなく、法をすり抜ける意図しかない」「バンクシーは商標権を著作権代わりに利用しようとした」としてこれを認めず、商標権取り消しを決定したとのこと。
情報元へのリンク
スラドのコメントを読む | YROセクション | YRO | 法廷 | 著作権
関連ストーリー:
「脱獄iPhone」を販売していた19歳が商標法違反容疑で逮捕される 2020年03月04日
任天堂に訴えられた違法ROM配信サイト、購入者によるアップロードは著作権侵害ではないと主張 2019年10月30日
米任天堂、違法ROM配信サイトに対し著作権侵害1件当たり15万ドルの賠償を求める 2019年09月15日
第三者によりPythonの商標が取られる 2019年07月23日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード