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東京医科歯科大、マウスのES細胞から1ミリサイズのミニ心臓を作製
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 東京医科歯科大などのチームが、マウスのES細胞を使って直径1ミリ程度の「ミニ心臓」(心臓オルガノイド)を作製することに世界で初めて成功したそうだ(東京医科歯科大、NHK)。
胎児の心臓ができる際に多く見られるラミニン等のタンパク質を高濃度に加えて培養、心臓発生に適合した条件を構成することで、マウスのES細胞は心筋細胞などに変化、11日目に直径1ミリ程度の小さな心臓のようなものができたとのこと。このミニ心臓は、実際の心臓と同じく心房や心室などを持ち、機能面でも拍動且つ筋収縮制御が発生しているほか、本物の心臓で発生する心房から心室への興奮の伝播なども再現されているという。
同研究チームでは、薬剤安全性評価などに利用できる可能性があるとしている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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