豪雨でキャッシュレス決済が使用不能に

2020年7月21日 19:04

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 九州で発生している豪雨で、キャッシュレス決済の問題が再び指摘されている。熊本県人吉市では、停電と通信障害が発生。市内のあるコンビニエンスストアは3日間停電した結果、クレジットカードや電子マネーが使えず、現金を持たない客は買い物できなかったという。そのコンビニの店長によれば、2割ぐらいのお客さんはキャッシュレスを使っていたようだ(東京新聞)。

過去にも西日本豪雨などでも同様の問題が指摘されている。コンビニ側も非常電源を備え、停電時もレジが使えるなどの対策を取っているものの、キャッシュレス決済は通信環境も必要なので、店舗だけの対策には限界があるという。

経済産業省は災害時、店側がクレジットカード番号を紙に控えるなどの対策が取れるのか、同時に不正使用対策も可能なのかの実証実験などを行うとしている。

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