100%のマスク着用とロックダウンで感染第2波防止できるという研究結果

2020年6月17日 07:38

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 英ケンブリッジ大学とグリニッジ大学によれば、新型コロナウイルスを防ぐためには、当初の想定よりもマスクが重要かもしれないという。ウイルスの感染拡大を防ぐためには感染者1人から感染する平均人数を1.0人以下にする必要がある。ウイルスなどの感染力は再生産数(R)という数値で表されるが、この場合は再生産数(R)1.0以下にするということになる。その数字を実現するには、研究者たちはロックダウンだけでは不可能だと考えているようだ。

 彼らのシミュレーションでは、ロックダウン期間とフェイスマスクの100%使用と組み合わせることで病気の拡大が大幅に減少した。これにより、一般的にワクチン開発までに必要とされる18か月の間、ウイルスの再発を防げるとしている。なお、公共の場で常にマスクを着用すれば、症状が出てから着用した場合よりも、再生産数(R)の減少に2倍の効果があることがわかった(SFGateロイターSlashdot)。

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