関連記事
白紙と思われていた死海文書の断片に肉眼では見えない文字
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
英マンチェスター大学が所蔵する「死海文書」の断片に、肉眼では見えない文章が書かれていることが分かったそうだ(CNN.co.jp)。
死海文書を巡っては最近聖書博物館が所蔵していたものが偽物だったことが判明する事件もあったが(過去記事)、今回の断片は死海文書が初めて発見された際に発掘された本物。
これらマンチェスター大学所蔵の死海文書51点には何も書かれていないとみられていた。しかし特殊なカメラを利用した調査の結果、うち4点にヘブライ語やアラム語の判読可能な文章が含まれていることが判明したという。
最も内容が充実した断片には15~16文字からなる文章が4行書かれていた形跡がある。保存状況は部分的だが、「Shabbat(安息日)」の単語を明確に読み取ることができ、これは「エゼキエル書」46章1〜3節に関連した文章の可能性があるようだ。
スラドのコメントを読む | ニュース
関連ストーリー:
聖書博物館が所蔵する「死海文書」16点、鑑定の結果偽物であることが発覚 2020年03月30日
Google、死海文書をオープン化 2010年10月20日
ヴォイニッチ手稿が解読された? 2017年09月13日
「ヴォイニッチ手稿」の羊皮紙の作成年代が特定された 2011年02月16日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク