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賢い子供の親に共通する、叱らず勉強をさせる秘策とは?
子供が全然勉強をしない時、つい頭ごなしに叱っていないだろうか。そんなことをしても、一時的に効果はあるかもしれないが、長くは続かない。親としても同じことで怒るのも疲れるし、毎日となるとうんざりしてしまう。
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名門大学に受かる子供の多くは「勉強しなさい、と言われてことが無い」という。彼らの親に共通する教育方針に、子供を「その気にさせる」ヒントがありあそうだ。
■子供に「叱責」ではなく「質問」する
頭の良い子の親の特徴として、子供に感情的にならない、という人が多い。もちろん、ダラダラしている子供を見ると腹も立つ。しかし、目の前の子供をそのまま叱るのではなく、いったん冷静になって、子供に考えさせるのだという。
例えば、なかなか勉強を始めない子供には「何時から勉強を始める予定?」と質問する。子供も「〇時から始める」と、自分で決めて答えるので、親に強制された感じはしない。自分から行動しやすくなる。
■「早く勉強しなさい!」は禁句
多くの親は、ついつい「早く勉強しなさい!」という言葉を気軽に使ってしまう。しかし、この言葉は、かえって勉強が嫌になる言葉でもある。
親の方も「もっと仕事をしなさい」とか「なんでさっさと家事をしないの」などと言われたら、モチベーションが上がってやる気になるだろうか。子供だって同じである。納得するよりも、反抗心が生まれるだけで何のメリットも無い。
■勉強時間に「例外」を作らない
全国レベルで頭の良いある子供の親は、毎日決まった時間に2時間だけ、集中的に勉強させるという。2時間というと少ない気がするが、これがクラブ活動でどんなにしんどい日も、テストが終わった日も、正月でさえ必ず勉強させる。つまり「例外」を作らないのだという。
この方式だと、確かに勉強することが習慣になる。毎日必ず歯磨きをするように、勉強することに抵抗が無くなる。今日くらいはいいだろうという甘えも生まれない。
実際には、このやり方を忠実にマネをすることは難しい。しかし「毎日2時間だけ」という言葉は、勉強するハードルを下げることになる。勉強している時間と、そうでない時の区別がついて、集中力も増すだろう。
大切なのは、親が強制すると勉強が苦痛になる、ということだ。学習時間など、子供が自分で決めるように誘導すること。そして、毎日短時間でいいから、勉強することを習慣に落とし込むことがポイントになるだろう。
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