千葉市長、自粛しない報道機関やその姿勢に対し苦言を呈する

2020年5月9日 09:56

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 千葉県千葉市のWebサイトで、市長からのメッセージとして報道機関に対する苦言が呈されている。

 ここでは「うまくいったことと、うまくいかなかったこと双方を適切に報道しなければ、国民はどんどん自信を失います」としたうえで、報道機関の姿勢について「報道機関が多くの国民が自粛を守っている国民性を報じず、一部の守らない人を一生懸命報道する」と述べると共に、報道機関がほとんど「自粛」をしてないとし、また「世の多くの人が自粛を守っているために、自粛を守っていない人たちに対して、罪悪感を感じず、遠慮なく叩き、優越感に浸り、人々が共感を感じることができる、その深層心理をメディアは利用し、視聴率やアクセス数を稼ぐことのできるコンテンツとして利用している」とも批判している。

 自治体がこういうメッセージを出すのは賛否両論あるだろうけど、こういうメッセージを出させる報道機関ってどうなんでしょうか。よく考えないといけないのは確かだと思います。

 スラドのコメントを読む | 日本 | メディア | 政府

 関連ストーリー:
メディア報道が「外出自粛」に従わない人を後押ししている? 2020年04月09日
東京都知事、都内でのCOVID-19感染者急増を受けて今週末は急ぎでない外出を控えるよう呼びかけ 2020年03月26日
東京では「自粛中なのに営業している」といった警察への通報が2週間で約670件も発生 2020年04月29日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事