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新型コロナウイルスで需要高まるジグソーパズル 作り方は職人芸
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
ドイツ南部にある売上約6億ドルのパズルメーカーRavensburgerが、思いもよらぬ需要増に苦しめられているという。現在、世界中の多くの都市がロックダウン状態にあり、その結果、ジグソーパズルの需要が急増したのだ。愛好家による積みジグソーパズルさえも減りつつある。しかし、同社は新型コロナウイルスによる「社会的距離(ソーシャルディスタンシング)」の確保という制約が課せられており、現在工場では限られた数のパズルしか製造できないという。
ジグソーパズルの各ピースは、間違った場所に取り付けられないようにすべて異なる形でなければならない。1,000ピースのパズルでは1,000個のピースがそれぞれ異なる形状であり、それぞれの形はすべて人間の設計者によって描かれる。この設計者が描いたピースの形状を元に、クッキーカッターのようなジグソーパズル専用の刃が作られるのだが、この刃は1つ作成するのに約4週間かかり、かつその刃先は鈍るため使用回数は限られている。研ぎ直しは一回のみ行われ、その後は破棄されるという(The New York Times、Slashdot)。
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