Appleもフェイスシールドタイプのマスクを設計 医療従事者に提供

2020年4月8日 17:49

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 Appleが新型コロナウイルス(COVID-19)を受けた支援策として、医療従事者向けの「フェイスシールド」を設計・開発しているという。同社のティム・クックCEOが4月5日(現地時間)にTwitterで明かした。この「フェイスシールド」は完全に調整でき、2分以内に組み立て可能。設計や出荷について同社のサプライチェーンと共同で行い、材料の調達と製造は米国と中国で行っている。

 この最初の製品は、カリフォルニア州サンタクララバレーの病院施設に届けられており、医療関係者の反応は大変に好評だったとのこと。今週より週100万個のペースで製造し、米国の医療機関へ提供するほか、今後は米国外へも提供する方針だという。

 同様のフェイスシールドタイプのマスクは国内でも登場している。ドクター中松氏が2月14日に先行して「スーパーメン」を発表。現在は売り切れが続いているという。このほか、個人でも3Dプリンタを使って作れるように大阪大と眼鏡フレーム製造大手「シャルマン」が、顔全体を覆うフェースガードを開発。クリアファイル(A4判)と3Dプリンターを使って作ることができるとしている(Engadget日本版読売新聞Slashdot)。

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