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WHO、新型肺炎(COVID-19)のパンデミックを宣言

2020年3月13日 07:47

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記事提供元:スラド

 headless曰く、

 世界保健機関(WHO)事務局長は11日のメディアブリーフィング冒頭で、WHOがコロナウイルスによる新型肺炎(COVID-19)をパンデミックとみなすことができると判断したことを明らかにした(事務局長のスピーチ全文)。

 過去2週間で中国以外でのCOVID-19の症例は13倍に増加し、影響を受ける国の数は3倍に増加しており、114か国で118,000件以上の症例、4,291人が死亡している。今後も症例や死者、影響を受ける国の数がさらに増加するとみられることから、パンデミックを宣言するに至ったとのこと。

 事務局長はパンデミックという言葉を誤って使用すれば必要以上の恐怖やあきらめをもたらし、必要のない苦しみや死を招くため軽々しく使用していい言葉ではないとしたうえで、現状をパンデミックと表現することでWHOがすることや各国がすべきことは変わらないと述べている。

 コロナウイルスによるパンデミックはこれまでになかったことではあるが、同時にこれまでなかったコントロール可能なパンデミックでもあるという。事務局長は9日のメディアブリーフィングでも、COVID-19によるパンデミックの脅威が現実のものになりつつあると述べる一方、史上初のコントロール可能なパンデミックになるとの見方を示していた。

 症例の90%以上が4か国に集中しているが、そのうち2か国、中国と韓国では新規症例報告が減少している。各国が適切に対応すれば感染がクラスターになることを防ぎ、クラスターがコミュニティーでの感染拡大につながることを防ぐことが可能であり、パンデミックを終息に向かわせることが可能とのことだ。

 WHOが「パンデミック」という表現を使うのは2009年の新型インフルエンザ以来となる。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード世界保健機関(WHO)新型コロナウイルス

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