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金沢21世紀美術館で「de-sport」展 芸術から問い直すスポーツの意味
展覧会「de-sport : 芸術によるスポーツの解体と再構築」が、石川の金沢21世紀美術館にて、2020年4月29日(水)から9月27日(日)まで開催される。
■芸術を通してみるスポーツ
スポーツは古来、「日常の労働から離れた遊び」を意味する言葉であり、音楽や演劇、絵画、舞踏などの芸術も含んでいた。しかし今や、磨き抜いた身体と技巧を誇示してその勝敗を競うスポーツは、エンターテインメントの1つとして商品化されていると言えよう。
東京オリンピック・パラリンピックの年、2020年に開催される「de-sport : 芸術によるスポーツの解体と再構築」は、芸術の視点からスポーツの意味を問い直す展覧会だ。タイトルの造語“de-sport”には、「楽しむ」を意味する“desport”と、「スポーツの脱構築」を表す“deconstructed sport”の2つの意味を重ねている。
脱構築が「構造の解体と再構築」を指すように、本展では起源である“楽しみ”に立ち返り、国家や戦争、身体、非言語コミュニケーションなど、現代の諸問題を反映する社会的構造としてスポーツを理解。ガブリエル・オロスコ、クリスチャン・ヤンコフスキー、リアム・ギリックといった9ヶ国10作家の作品を通して、文化としてのスポーツを再考する。
■展覧会概要
展覧会「de-sport(デスポーツ) : 芸術によるスポーツの解体と再構築」
会期:2020年4月29日(水)〜9月27日(日)
会場:金沢21世紀美術館
住所:石川県金沢市広坂1-2-1
時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
休館日: 月曜日(5月4日(月)、8月10日(月)、9月21日(月)は開館)、5月7日(木)、8月11日(火)、9月23日(水)
料金:一般 1,200円(1,000円)、大学生 800円(600円)、小中高生 400円(300円)、65歳以上 1,000円(1,000円)
※( )内は前売券料金
【問い合わせ先】
金沢21世紀美術館
TEL:076-220-2800
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