オーラリー、2020-21年秋冬コレクション “本当に良いと思える”素材で作るシティールック

2020年1月27日 08:19

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記事提供元:ファッションプレス

 オーラリー(AURALEE)の2020-21年秋冬メンズコレクションが、ウィメンズコレクションとともにフランス・パリで2020年1月18日(土)に発表された。


 時代の気分を反映しながら、上質で洗練された洋服作りを行っているオーラリー。最新コレクションも、トレンドにとらわれていないのに“いまっぽい”独自の空気感をもっている。

■寒さから守ってくれる“軽やか”アウター

 今季の主役はアウター。といっても、防寒に特化したような重厚感のあるアウターはなく、どれもスプリングコートのような軽やかさと着心地のよさを備えているように映る。スリムボディのウールコートやショート丈ダウン、レザーのステンカラーコートなどは、ベージュ、レモンイエロー、ホワイトなど、軽やかなパレットで彩った。


 ボクシーなシルエットのジャケットの下には、フーディアウターをレイヤード。薄く軽いフーディアウターは、1枚ではもちろん重ね着にも最適。余計な装飾性を持たせず、テキスタイルの美しさを強調させたクリーンなデザインで、ボディと同系色のリボン、テープをアクセントに効かせた。


■大人のペイントパンツ

 センタープレスパンツも切替えパンツも、ゆったりとしたリラックスシルエット。すっと綺麗な落ち感があるので、スニーカーと組み合わせも野暮ったくならず、洗練された印象をキープしている。

 絵の具がはねたようなペイントパンツも、白地に淡いグレーやオレンジなど厳選したカラーパレットで構成されているので、ポップになりすぎず大人っぽい仕上がり。コレクションでは、同柄のカシミヤスウェットとスタイリングされている。

■“本当に良いと思える”日本素材&サスティナブルファブリック

 本当に良いと思える素材を追い求めるオーラリーは、日本各地をまわり、希少なアルパカ、ふわふわのニット、なめらかなヌバックレザー、空気のように軽いウールなど、こだわりのファブリックを集めた。さらに、今季はサスティナブルな取り組みとして、オーガニックウールやリサイクルカシミヤなどもコレクションの中に取り込んでいる。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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