ディースクエアード、2020年秋冬ウィメンズコレクション発表

2020年1月14日 11:25

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記事提供元:ファッションプレス

 ミラノ・メンズファッションウィークは、ディースクエアード(DSQUARED2)の2020-21年秋冬ウィメンズコレクションとともに開幕。25周年を迎えるディースクエアードは、2020年1月10日(日)メンズ・ウィメンズ合同のアニバーサリーショーをイタリア・ミラノで発表した。


■25周年お祝いショーでミラノ・コレクション開幕

 ディーン&ダンのトゥィンズデザイナーを切り取った特別なフィルム、ブラックスーツとハイヒールのハイブリッドなスタイリングでデザイナーが登場したフィナーレ。さらに、これまでのランウェイショー、ルック撮影などをドラマティックにまとめたオープニングのフィルムなど、これまでの軌跡を祝う演出が印象深い。


 しかしながら、さらに記憶に残るのは、25年培ってきた経験を踏まえて、新たなステージのはじまりとして提案した最新のウィメンズウェアだ。

■ボディコンをカジュアルに着こなす

 女性を魅力的に見せるボディコンシャスなアイコニックなシルエットに、デイリーユースできる親しみやすい側面も持ち合わせ、より現代になじむ衣服を構築している。


 オープニングを飾ったヒップラインをオープンにみせた極端のショートレザーパンツは、インパクト抜群であったが、ウエストラインを露わにしたクロップドトップスは日常使いしやすいロゴニットやチェックシャツであり、ビスチェの下に重ねているのはシャツ&ニットのカジュアルウェアである。

 女性の色気を引き出すピンヒールパンプスも、今季はハイソックスと組み合わせて、カジュアルダウンさせている。

■ボリュームコントラストの効いたスタイリング

 また、一部分にボリュームを持たせたコントラストを効かせたスタイリングも特徴的。ホットパンツを主役にしたタイトフィットなコーディネートに、ポンチョやムートンコートをあわせたり、襟の部分をデフォルメさせたようなボアの立ち襟コートも、タイトなミニスカートに組み合わされている。


 カラーはサンド、ブラウン、ベージュなど、温もりを感じさせるカラーリングが基調。ムートン、ファー、ニットなど秋冬らしい素材使いで、その温かさを強調させている。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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