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クリスチャン ワイナンツ、2020年春夏ウィメンズコレクション発表
クリスチャン ワイナンツ(christian wijnants)は、2020年春夏コレクションを発表した。
■壮大な旅を経て出会う喜び
今季のイメージは、国境を超えた壮大な旅行と、旅行先の土地で起きる素晴らしい出会い。大らかなフォルムや、心が浮き立つような色彩、異国情緒の漂う模様をダイナミックに駆使することで、非日常的で喜びに満ちた世界観を描き出した。
■ヘンリー・テイラーから着想の明るい色彩
爽やかな陽気に映える明るい色彩は、画家のヘンリー・テイラーから着想。エメラルド、ピスタチオ、タンジェリン、コーラルカラーといった、クリーミーなカラーリングがセットアップやドレスを彩る。ターコイズブルーのブラウスとスカートは、不均一にあしらわれたフリルとギャザー、柔らかな生地が織り成すドレープが相まって躍動感のある仕上がりに。
また、バルーンスリーブのサーモンピンクのストライプブラウス、布地を折り重ねたアシンメトリーなピスタチオグリーンのスカートといったピースも登場。アーティスティックな造形とブライトな色彩が調和することで、春夏らしい清涼感とともにより一層絵画的な余韻を残していく。
■色と形の組み合わせ
印象的なのは、布地をたっぷりと使ったカラーブロックのルック。1着の服における色と形の配合バランスに、遊びを効かせている。切り替え部分にギャザーを寄せることで、より一層空気を含むように仕立てたチュニックや、ブラック、グリーン、ホワイトをスペクタクルに組み合わせたドレスは、色と形そのもののパワーをストレートに感じさせる。ドレスの上にバイアスに伸びるネイビーやブラックのラインは、服地に刻まれるドレープによってうねり、歪んでいくことでグラフィカルな魅力を強めている。
■点描やスパンコールが織り成すヴィヴィッドな模様
目を引くヴィヴィッドな模様のウェアも散見された。緩衝材であるバブルラップを連想させる、点描やスパンコールといった円で構成される柄は、手刷りのプリント風、スタンプ風など、様々なグラフィックパターンで登場。パイソンやゼブラ、レオパードといった動物の表皮、もしくは植物を連想させるエネルギッシュな模様が、ジャケットやカットソー、スカートといったウェアを彩る。
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