ニュージーランド航空、食べられるコーヒーカップを試験導入

2019年12月9日 07:37

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twiice社の食べられるコーヒーカップ。(画像:ニュージーランド航空発表資料より)

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 エコロジーの観点からの廃棄物削減は世界的なスローガンとなっている。そんな中、ニュージーランド航空は、機内と航空ラウンジで提供するコーヒーカップを、「食べられる」コーヒーカップにする試験的な試みを開始したという。

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 ニュージーランド航空が提供するコーヒーの数は、年間で実に800万杯以上。現在使われているカップも、土に還る性質を持つ環境に優しいものではあるのだが、さらに最終的な目標として「カップを埋立地に持ち込まない」状況を作るため、ニュージーランド航空は新しい試みを始めたのだ。

 この新しいカップは、ニュージーランドのtwiice(トゥワイス)社が開発したもので、バニラ味であり、液体が漏れないような構造に作られている。デザートボウルにも使えるくらいの強度はあり、今のところ利用者からは好評であるという。

 ちなみにニュージーランド航空では、この食べられるカップの試用と並行して、植物由来のコーヒーカップへの切り替えも進めている。これは食べられるわけではないが、紙とトウモロコシ、つまりは植物でできており、市販のコンポストで分解することが可能である。これによって、年間1,500万個のカップのゴミが削減されることが期待できるという。

 同時にニュージーランド航空では、顧客自身がリユース可能なカップを機内やラウンジに持ち込むことも推奨し、協力を求めている。

 またトゥワイス社では、食べられる食器事業のさらなる拡大を模索しており、2020年にも新製品を展開していく方針だ。

 ニュージーランド航空の担当者は、今後も食べられるコーヒーカップの試用を続け、かつトゥワイスや他のパートナーとの連携も模索して、長期的な持続可能製品の展開を模索していくという。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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