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ワイン用ブドウの収穫日記録、気候変動の証拠として利用可能か
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
過去700年にわたる、ヨーロッパでのワイン用のブドウの収穫日記録を分析した論文が発表された。これによると、最近30年間ではブドウはそれ以前と比べて2週間ほど早く収穫されているという。これは温暖化の兆候だとみられているそうだ(ナショナルジオグラフィック、カラパイア、Climmate of the Past誌掲載論文)。
ワイン造りにおいてブドウの収穫のタイミングは非常に重要なことから、毎年収穫時期が記録されてきたという。たとえばヨーロッパ全土が「焼けるように暑かった」とされる1540年の夏に作られたワインは糖度が高く、アルコール度数も高かったそうだが、これは暑さによってブドウの成熟が早まったのが原因だという。
温暖化とワインの影響については、過去にも論文が発表されている(Nature Climate Change)。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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