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フリーランスで副業するのにおすすめの資格 行政書士
ここ最近、仕事に関する不安を抱えている人が非常に増えている。昨今の景気の状況や、大手企業の大幅なリストラなどが、特に不安をあおっているように感じる。これらの不安も背景に、副業が注目されているのは言うまでもないだろう。
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その副業の中でも、フリーランスとして働くことが特に人気である。もし副業としてどこかの企業で働いたとしても、その企業が倒産してしまえば結局何も残らない。そうならないために、自分自身でスキルを身に付ける必要性を感じている人が、フリーランスとして副業を始めているようである。
しかし、いきなり個人で仕事をしようと思っても何からすればいいか、どのように仕事をすればいいかわからないだろう。まだ何も決めていないが、何か個人で仕事を引き受けたいという人には、まずは資格を取ることからおすすめする。
副業を始めるのに資格は必要ないが、個人として、しかも未経験で仕事を引き受けることは簡単なことではない。まずは資格を取得し、どのような仕事ができるかをアピールするところから始めるといいだろう。今回は、数ある資格の中でも「行政書士」について紹介する。
●行政書士とは
行政書士は、行政書士法(昭和26年2月22日法律第4条)に基づく国家資格者で、「官公署に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言の権利義務、事実証明及び契約書の作成、行政不服申し立て手続代理等を行う」(日本行政書士会連合会)。近年、書類提出機会の増加や、複雑化により、その出番も増えているという。
●行政書士を活かした副業 個人で行政書士登録をする
行政書士として仕事をするためには、日本行政書士会連合会が備える行政書士名簿への登録を受けなければならないが、それ以外で実務経験などは特に求められないため、未経験でも独立することが可能である。
そのため、行政書士の資格を活かして副業をしたい場合、未経験であろうと独立してみるのが経験値を高めるには最も有効であろう。実際に平日は本業として別の企業で働き、週末のみ、行政書士としての仕事を個人で引き受ける人も少なくない。
しかし、官公署が主に平日しか空いていないため、スムーズに仕事が進められないという欠点もある。つまり、普段から本業の休みが平日にある人には特におすすめである。だからといって、土日休みの人が不利になるかと言えばそういうわけでもない。工夫を凝らして仕事を進めていければ、十分に副業として成り立たせられる。
●行政書士は将来独立を考えている人におすすめの資格
行政書士は未経験でも独立ができ、顧客を集められればすぐに仕事を引き受けられる。将来、副業を本業にしたいと考えている人や独立を考えている人には、経験を早く積むことができるため、とても良い資格と言えるだろう。また、行政書士は国家資格でもあるため、社会的信頼性も高い。少しでも興味がある人にはぜひ挑戦してもらいたい。(記事:IKO・記事一覧を見る)
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