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最も好きなファストフードはマクドナルド、マイボイスコム調査
マイボイスコムは8日、ファストフードの利用に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は、2018年9月に次いで9回目となり、9月1日から5日にインターネットを通して実施され、1万235件の回答があった。
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■ファストフード店を利用する頻度
回答者全体の8割強がファストフードを利用していたが、もっとも多いのは「年に数回以下」という回答者で、これが37.6%を占める。月に1回以上利用するユーザーは全体の45%程度であるが、10~30代では6割、60~70代では3割強と、やはり若年層の方が利用頻度は高い。
■最近1年以内に利用したファストフード店(複数回答可)
圧倒的なのはマクドナルド、8割弱を占めている。ケンタッキーフライドチキン、ミスタードーナツ、モスバーガーがそれに追走し、各3~4割程度。ミスタードーナツは女性の比率が高いが、ロッテリアと並んで減少傾向である。
地域別にみると、北海道では全体に比べてケンタッキーフライドチキンがマクドナルドの需要を侵食している。九州ではモスバーガーの人気が高い。
■ファストフード店で重視すること(複数回答可)
「おいしさ」と「リーズナブルさ」が各4~5割で、もっとも高い。それに続くのは「立ち寄りの気軽さ」「アクセスの良さ」「クーポンなどがある」で、それぞれ20%台。「立ち寄りの気軽さ」を重視するのは女性で、「おいしさ」にこだわるのは10~20代である。
また、モスバーガーとフレッシュネスバーガーを主に利用する消費者は「おいしさ」に加えて「品質」「食材の安全性」を重視していた。
■ファーストフードを利用するとき(複数回答可)
「昼食」が60%で最多。「小腹がすいたとき」「手頃な価格で飲食したいとき」などが20%前後である。
■一番好きなファストフード店
多い順から、マクドナルドが32.9%、モスバーガーが20.0%、ケンタッキーフライドチキンが14.4%。マクドナルドは2015年以来の増加傾向が続いている。ただし、主利用店がもっとも好きという比率がもっとも高い、つまりリピーターに愛されている店を見るとモスバーガーが8割弱、ケンタッキーフライドチキンとサブウェイが各7割強と高い。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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