アニエスベー、2020年春夏メンズコレクション発表 アートや音楽から生まれる服

2019年10月5日 09:19

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記事提供元:ファッションプレス

 アニエスベー(agnès b.)の2020年春夏メンズコレクションが、2019年9月30日(月)、フランス・パリで発表された。ウィメンズとの合同ショーである。

■多彩なテイストで楽しむフレンチシック

 今シーズンも、日常の様々なシーンで着用できるデイリーウェアを提案。テイストは様々でグラフィカルなドローイングをのせたジャケットをスタイリングしたストリートスタイルや、ネイビーのテーラードジャケット&パンツのフォーマルなスーツルック、ミリタリーなサファリルックなどがランウェイに姿を現す。

 根底にあるものはアニエスベーが大切にしているフレンチシックで、オレンジのラインを配したスポーティーなセットアップも全身をブラックでまとめて上品な印象に、タフなミリタリージャケットも装飾などを排除したミニマルな佇まいに仕上げている。

■アートや音楽をインスピレーションに

 メンズウェアに遊び心を加えているのが、多彩なグラフィック。アーティストのJordane Sagetによるイエローのペイントや、Harmony Korineによるモノクロームのアート作品をプリントしたTシャツが、シックなスタイルにアクセントを効かせている。またウィメンズにも登場したモノトーンの地図モチーフやカラフルなボタニカル柄のシャツも目を惹いた。

 ショー終盤にはミュージシャンのOxmo Puccinoが登場し、彼による生歌のパフォーマンスをショーミュージックに起用。アートや音楽をインスピレーションの源にクリエーションを行うアニエスベーらしいファッションショーとなった。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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