イーチ アザー、2020年春夏コレクション発表 意外性をもたらすドローイング

2019年10月3日 09:54

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記事提供元:ファッションプレス

 イーチ アザー(EACH OTHER) 2020年春夏コレクションが、2019年9月29日(日)、フランス・パリで発表された。

■躍動感のあるドローイング

 今シーズン、まず目に飛び込んでくるのは躍動感のあるドローイングやカラフルなパターン。ショー序盤は、ホワイトのロングシャツをキャンバスに黒い線を走らせ、オレンジ色のペイントを施したもの、ブラックシャツの前身ごろにホワイトのイラストを描いたものなどが姿を現す。

 ドローイングがのるアイテムは、一枚の布を身体に巻き付けているかのようなワンショルダードレスや、軽やかに空気を含むアウターがメイン。風を受けて優雅になびくエレガントなピースに、大胆なグラフィックをあしらうことで、意外性のある表情を引き出している。

■カラフルなパターン

 続いて現れるカラフルなパターンも存在感を放っており、イエロー、オレンジ、グリーンといった色彩を無数に散りばめたブラトップやボトムスが、コレクションをエネルギッシュなムードで満たしていく。ロゴや柄をあしらったスカーフを結ぶようにして形作ったバッグも、今シーズンを象徴するアイテムとして、ランウェイに度々顔を出した。

■ベーシックなテーラリングをアレンジ

 アイテムそのものに目を向けると、ダブルブレストのジャケットや、トレンチコート、シャツなど、ベーシックなテーラリングが主流。ただしジャケットのショルダー部分を外して肩を露にする仕掛けを施したり、レザーでシャツを仕立てたりと、ディテールやマテリアルでひねりを加えている。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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